“しょぼりん”から脱却したい！住友林業の家で魅力的な外観を作る方法

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この記事では、注文住宅の家づくりの際に注意したほうが良いことについて解説しています。

住友林業は、高価格帯の木造住宅として知られていますが、その外観はシンプルなものから奇抜なものまでさまざまです。

その中でも、しょぼりん外観と言われているものをご存じでしょうか？

ここでは、しょぼりん外観と呼ばれる原因と対策について紹介していきます。

住友林業のしょぼりん外観とは？

• 特徴はダサい外観
• 建築総額が高い理由
• サイズが小さい（35坪以下）家の外観は要注意？
• すみりんの標準仕様はしょぼい？

特徴はダサい外観

しょぼりん外観とは、「しょぼい」＋「外観」に由来する造語です。

住友林業は無垢材を多用した高級住宅を提供するハウスメーカーですが、その分価格も高く、予算に合わない場合も多いです。

また、そもそもの外観はシンプルなデザインが多く、オプション工事をしないと目立ちにくい特徴も相まって、しょぼりん外観という言葉が生まれたようです。

この言葉自体は、費用を掛けられない人が背伸びして住友林業に手を出したという批判的なイメージのニュアンスが強いですので、あまり言われたくないワードですよね。

建築総額が高い理由

そもそも住友林業の家は、信頼性と性能の高さに定評があります。

設計面では、ビッグフレーム工法という耐震性や耐久性を高めるための新しい工法を取り入れており、柱や梁を大きく太くすることで、建物の強度を向上させています。

また、柱や梁の接合部には金属製の金具を使うことで、地震などの衝撃に対する耐力を高めます。

ビッグフレーム工法の特徴は、以下の通りです。

• 木造住宅における最大級の断面積を持つ柱や梁を採用することで、建物の剛性を高めます。これにより、地震などの外力に対しても安定した住宅を提供します。
• 金属製の金具を使って柱や梁を接合することで、接合部の強度を確保します。また、金具は隠し金具として設計されているため、外観に影響しません。
• 柱や梁の断面積が大きいため、断熱性や遮音性にも優れます。また、空間効率も高くなります。
• 木造住宅の長寿命化にも貢献します。柱や梁が太いため、乾燥による収縮や膨張が少なくなります。また、金具による接合は、木材同士の摩耗やずれを防ぎます。

これは住友林業の最先端技術であり、性能や信頼性の高さに比例してどうしても総額が高くなってしまいます。

とはいえ、坪単価は国内メーカーで最高レベルの高さです。

建築費用を抑えたくなるのも仕方がないですが、バランス感覚が求められますね。

商品プラン	ポイント	坪単価
My Forest BF	・BF構法の定番デザイン ・2階建てで木質間にこだわる人に ・品質デザインや性能設備すべて一級品	90~110万
GRAND LIFE	・平屋におすすめのデザイン ・庭とのつながりが楽しめ、高天井や大開口を造ることも可能 ・太陽光と涼温房でかいてきな暮らしを演出	90~110万
PROUDIO	・3階4階建てBF構法のデザイン ・2世帯や都市型3階建てに最適 ・ルーフトップ、バルコニー半地下収納などの空間プラスも可能	80~110万
The Forest BF	・２階建てBF構法の旧定番ライン ・住友林業の特長が詰まった人気商品	85~110万
和楽	・和の趣を感じる伝統的な様式美 ・純和風や和モダンと日本家屋の特長を活かせる ・「心地良い日本の暮らしを」がコンセプト	85~110万
DUE CLASO	・共働き世帯向けの商品ライン ・家事も仕事も両方楽しむアイデア満載 ・家事動線に考慮した3スタイルを提案	80~110万
konoka	・女性の声によって生まれた商品ライン ・リビング設計を中心に3スタイルを提案 ・「こだわりたい”個性”を叶える」がコンセプト	80~110万
ikiki	・2世帯住宅におすすめの商品ライン ・2階建てや3階建て平屋と幅広く提案 ・隣居型や独立型など家族構成に合わせられる	80~110万
BF GranSQ	・スクエア型を基本としたBF構法ライン ・立方体を基調としたモダンなデザインが特徴 ・「設計思想が導き出す住まい」がコンセプト	80~110万

サイズが小さい（35坪以下）家の外観は要注意

住友林業の家は、シンプルで高級感のある見た目に特徴があるのですが、建築費用を抑えすぎるなど、極端に小さな家を建てる際には外観がしょぼく見えるという意見もあります。

建物自体の性能は高いものの、見た目は他の住宅と大きく違いがありません。

また、シンプルでサイズが小さい＝しょぼいと感じる人も少なくありません。

注文住宅の打ち合わせを進めていくと、住み心地にばかり傾注してしまい、内観ばかりにこだわりを持つ人も多いです。

3Dグラフィック画像を見ながら打ち合わせを進めていくときには、内観だけでなく外観からのバランスも考慮した方が良いでしょう。

また、家族内でも好みがわかれるケースがありますので、その点もしっかりとイメージを合わせながら一つ一つ確実に進めていきましょう。

私が家づくりの時にこだわったのは、外壁のタイルとサイディングのバランス、門柱や植栽の位置、照明をどの場所においてライトアップするかなど、全体のバランスをとることにかなり時間を掛けました。

私の妻は、設計士と意見が対立することが多く、何度も何度も打ち合わせを重ねていき、折衷案を出してもらいました。

見た目だけでなく、耐久性などにも影響を与えかねない問題なので、無理はできない部分もありますが、納得できるまで議論してくれた設計士の方には今でも感謝しています。

すみりんの標準仕様はしょぼい？

家づくりは、オプション次第で予算が大きく変わります。

住友林業の標準仕様は他メーカーと比べると品質が高いものがほとんどなのですが、なぜか標準仕様がしょぼいとオンライン上で言われています。

ここでは、高品質である点についていくつか伝えていきたいと思います。

まずは、住友林業を選ぶ理由の堂々一位に輝くオリジナリティの高い床材です。

無垢材を標準仕様に組み込んでおり、様々な種類から選ぶことが可能です。

部屋により標準仕様は突板となりますが、無垢材が標準仕様に組み込まれているハウスメーカーは大手では住友林業だけと言っていいほどです。

品質の高い木を仕入れ、高い技術力で仕上げたPRIME WOODというオリジナルの部材を展開していて「住友林業でしか建てられない」家づくりができます。

床は家の中でも広い面積を占め、目に入ってくる割合も高いので「木の質感にこだわりたい」という人におすすめです。

続いて窓に関してですが、採用している素材はアルゴンガスが入ったLow-E複層ガラスです。

同じ複層ガラスでも空気が入ったガラスと比べて1.5倍の断熱性があります。Low-E複層ガラスは大手メーカーで多く採用されている窓ガラスです。

住友林業のビッグフレーム工法により、大開口の窓を設置することができるという特徴がありますので、デザイン性を重視する人にもおすすめのメーカーと言えるでしょう。

続いて、キッチンについてです。

以下の3種類から選べますが、最上位モデルが標準仕様に搭載されているものもあります。

メーカー	モデル	特徴
LIXIL	リシェル	最上位モデル
クリナップ	ステディア	リフォーム大賞2022受賞
トクラス	ベリー	最上位モデル

クリナップは上から2番目ですが、LIXIL・トクラスは最上位モデルです。オプション料金なく、標準仕様で高品質のキッチンが選べるのは魅力的ですよね。

続いてお風呂は以下の４種類から選ぶことができます。

メーカー	モデル
LIXIL	アライズ
TOTO	サザナ
トクラス	YUNO
積水ホームテクノ	バスサルーンエスコート

トイレの標準仕様はTOTOです。

1階・2階で標準仕様のモデルが異なり、2階はタンクが分離された従来型のデザインとなっています。

トイレの標準仕様は、他社ハウスメーカーと比較して平均的なグレードです。

住友林業の標準仕様は、他大手メーカーと比べても高い品質のものが多いというのが私の印象です。

住友林業の欠点（Web内覧会は注意）

欠点と言えるかは微妙なところですが、サイディングに関しては賛否分かれるところでしょう。

耐久性や防火性に優れた素材を使用していますが、時代遅れに感じる人もいるようです。

特に人気なのが、シーサンドコートという住友林業オリジナルのモルタル外壁材です。（セメントにファイバーや軽量骨材など、研究により厳選した素材を選び、住友林業独自の比率で配合しています。）

貝殻やサンゴをふくみ、太陽の光でキラキラと反射するので、上質感を醸し出してくれます。

軽くて耐久性の高い材料が、火に強い頑丈な外壁です。さらに、シーサンドコートは30年耐用型外装部材であり、長期的なメンテナンスにコストがかかりずらいメリットもあります。

私はシーサンドコートの見た目は好きなのですが、タイルのように派手なものではないため、地味に感じてしまう人もいるかもしれません。

この点に関しては、住友林業の展示場などで実際に見てみる方が良いのですが、シーサンドコートを前面に使用しているシンプルな外観だと古臭く感じるのかもしれません。

Web内覧会に関しては、どうしても内装の方にのみ目が行きがちですし、住む人の目線は家の中に行きがちです。

賃貸住宅であればWeb内覧会だけで家を借りたりするのは全然ありだと思いますが、絶対に自分の目で確認する方が良いです。

住友林業の家の外観を、”しょぼりん”と感じさせない工夫

• 住友林業の強みとは？
• 住友林業らしい家づくりをするには？
• 理想的なかっこいい家をイメージするには？
• 後悔しないための情報収集方法
• 外観をおしゃれにするポイント
• 住友林業の家を羨ましいと思っている人は多い
• 住友林業の家のしょぼりん外観についての総括

住友林業らしい家づくりをするには？

家づくりで大切なことは、ハウスメーカーの持つ独自の技術を最大限生かすことです。

その際、外観についてはどのような工夫が出来るでしょうか？

契約前ではほとんど判断が出来ないので、メーカー選びの段階ではわからないことだらけかもしれません。

住友林業に関しては、自画自賛という住友林業の家の実例集がカタログとして確認することができます。

このカタログは、間取りや外観をイメージするうえで非常に参考になるので、少しでも興味がある方は取り寄せることをお勧めします。

住友林業で家を建てなくても、家づくりにとってすごく勉強になる内容ですよ♪

理想的なかっこいい家をイメージするには？

ちなみに、住友林業のシミュレーション1000では、1500パターンの外観や間取りのデザインをインターネット上で出力することができます。

細かな調整はできないのですが、住友林業の家で人気ランキング上位のものを3D画像で360度見回すことができます。

それらをもとに、インテリアデザイナーや外構のコーディネートを受けることができるので、安心して任せることができます。

シミュレーション1000については契約前でも無料で使用できるので、一度試してみても良いかもしれません♪

後悔しないための情報収集方法

情報集めでの基本は、自分の目で見て担当者に直接話を聞くことです。

最近はWeb内覧会なども増えてきているのですが、できる限りモデルハウスや展示場に足を運んで、実際に木の家の魅力を体感するところから始めると良いでしょう。

私の場合は、ある展示場の形が理想の家だと感じたので、その形式にできるだけ近づける形で設計を依頼しました。

その展示場を10年程前に設計した設計士さんに担当に付いてもらえたことも理由のひとつです。

住友林業という注文住宅では、何が実現できるのか？をしっかりと考える必要があるでしょう。

また、近隣エリアにある高級戸建て住宅を見学に行くことも良い方法かもしれません。私も住宅イメージを付けるために、色々なエリアを探し回りました。

そして、どういった外観が自分の好みなのか、NGなのかを選定できる目を養うことも大切なことだと思います。

注文住宅は、自分の夢実現のためのピース集めが大切になります。大変な作業かと思いますが、情報集めの部分から手を抜かずにしっかりとやり抜くことで、後悔しない家づくりができるようになると思います。

他のメーカーにも様々な特徴がありますので、ぜひ自分の実現したい家づくりに合ったメーカーを探してみてください。

先ほどもお伝えしたように、基本的には自分の足で探し回ることが大切だとは思っています。その際のサポートツールとして使えるのが、タウンライフです。

無料で希望の住宅設計を行ってくれて、メーカーとのマッチングまでしてくれます。

外観をおしゃれにするポイント

戸建ての外観をおしゃれにするための具体的なポイントについては、

素材選び：住友林業では、品質の高い木材を使うことが可能です。木材の種類によって色味や質感が変わるため、自然と調和し、それでいて洗練された外観にすることができます。たとえば、淡い色の木材を選べば、優雅で落ち着いた雰囲気になります。

窓のデザイン：窓は外観に大きな影響を与えます。大きな窓を配置することで、開放感と明るさを演出できます。また、窓枠の色や形状を工夫することで、個性的な外観にすることが可能です。

エントランス：エントランスは家の顔とも言えます。大きなドアを選ぶことで、豪華さを表現できます。また、ドアの材質や色、デザインを工夫することで、洗練された印象を与えることができます。

外壁の色：外壁の色は外観の印象を大きく左右します。淡い色を選べば、優雅で洗練された印象を与えます。一方、濃い色を選べば、重厚感と豪華さを表現することができます。

ライティング：外壁の照明は、夜間の印象を大きく左右します。間接照明を使うことで、落ち着いた雰囲気を演出できます。また、エントランスや庭の照明を工夫することで、おしゃれな外観にすることが可能です。

これらのポイントを考慮しながら、自分なりの好みの間取りや外観をイメージしていき、ライフスタイルに合わせて設計することが、おしゃれな外観を実現する秘訣です。

住友林業の家を羨ましいと思っている人は多い！

住友林業の家を見ると、その美しさや機能性、耐久性などから羨ましく思う人は少なくありません。

その一方で、人々が羨ましく思うものには必ずと言っていいほど嫉妬の目も向けられます。そして、その嫉妬から生まれるのが、悪意のある情報の発信です。

インターネット上では、誰でも自由に意見を発信できます。しかし、それが必ずしも事実に基づいているとは限りません。特に、嫉妬心からくる悪意のある情報は、その人の内心の部分から生まれている可能性があります。

そうした情報に振り回されることなく、自分自身で情報を収集し、判断することができると良いでしょう。

住友林業の家は、木造住宅の最高峰とも言われています。木のぬくもりを感じることができ、安全性や耐久性に優れた構造を持ちながら、デザイン性も兼ね備えています。

これらの特性により、住友林業の家は、住む人のライフスタイルを豊かにし、毎日の生活を快適にします。

私自身、住友林業の家に住むようになってから、その快適さを日々体感しています。また、我が家に対する誇りも感じています。それは、住友林業の家が持つ品質とデザイン性、そしてその家づくりに対する姿勢から来るものです。

だからこそ、住友林業の家を羨ましいと思っている人は多いのだと思いますし、住友林業の家が持つ価値を証明していると感じています。

住友林業の家のしょぼりん外観についての総括

これまでしょぼりん外観の特徴とその対策について紹介してきました。

外観がおしゃれと言われる戸建ては、以下の特徴を持ち合わせていると言われています。

• 大きさとフォルム: 一定の敷地と建物のサイズ感。敷地が許す範囲で広く、高さもある程度確保する。また、建物の形状も重要で、単純な直方体だけでなく、複雑なフォルムや屋根の形状を工夫することでおしゃれな演出ができる。
• 素材選び: 石やレンガ、高級木材などの素材を使用すると、華やかさが感じられます。また、色の選択も重要で、落ち着いた色合いが建物の質感を引き立てます。
• エントランス: エントランスは家の顔であり、訪れる人の第一印象を決定づけます。大きなドアや洗練されたデザイン、照明の工夫などで、高級感を演出します。
• 窓とバルコニー: 大きな窓やバルコニーは、開放感と高級感を生み出します。窓の形状や配置、カーテンやシャッターの選択にもこだわりましょう。
• 庭とガーデニング: 広い庭や手入れされたガーデニングは、外観を一層引き立てます。また、庭のデザインや植物の選択、照明の設置なども考慮すべきポイントです。

住友林業の標準仕様はかなりスペックが高いです。高望みをしなければ十分予算内でも対策を打つことはできます。

外観に関しては、設計士に丸投げしてしまうとリスクがあることと、好みが合わないケースがありますので注意が必要です。

せっかく夢の注文住宅を建てるなら、間取りや内装だけでなく、外観も豪邸と言われるような家づくりができると言いですね！

今後も、注文住宅関連で情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。